訪問看護の仕事に進んだナースDさん



長年の希望だった訪問看護師になったDさんの体験談。やりがいそして、訪問看護師になる為のコツを教えてもらいました。

訪問看護師という仕事のやりがいとは?

訪問看護元々は病棟勤務のナースでした。しかし、患者さんとその家族とより密に接する事ができる訪問看護師として働きたいと思うようになり、ようやく昨年、訪問看護師として働く事になりました。

訪問看護師には、知識と現場での判断力も求められます。責任もより大きいと感じています。しかし、1人の患者さんにじっくりと向かい合う事ができ、病棟勤務で感じていたような「人ではなく、病気をみているみたい」という漠然とした違和感からは解放されました。

また、訪問看護の時は医師は同行しませんから、指示待ちではなく、自分で積極的に仕事をしなければなりません。責任は大きいですが、その分やりがいも大きい仕事だと思います。

訪問看護師の給料と勤務体制

ただ、訪問看護師といっても、勤務形態は様々。まず、お給料は歩合制と年棒制があります。安定しているのは年棒制ですが、1案件1案件のやりがいを感じられるのは歩合制でしょう。また、訪問看護師には夜勤がなく、休みの保障もしっかりとしているというのも魅力です。

当然ですが管理者によって方針も違います。私の勤務先では、管理者の方針で、皆で助け合いながらやっている為、小さいお子さんを持つ同僚も在籍しています。お子さんの急な病気などでも、代わりを立ててフォローできる体制を作っています。

しかし、一方で融通の利かないような体制でやっているとこがあるのも事実です。

ですから、長く働きたいと思うなら待遇面をしっかり確認し、自分の状況に合った勤務先を探す事をお勧めします。

看護師専門の転職コンサルタントに相談

しかし、実際に入ってみないとわからない事も多々ありますよね。そういう場合は、そこで働く人に実情を聞いてみるのが一番です。とはいっても、なかなかそういうわけにもいかないと思いますので、内部事情に詳しい看護師専門の転職コンサルタントに相談してみると良いでしょう。実際に私も転職にあたり、転職サイトを利用し、そのサイトのコンサルタントに相談して、今の職場に決めました。